黒帯への道

極真の黒帯

一般的に空手は黒帯をとるまでに2~3年かかると言われていますが、極真空手の場合には通常5年はかかります。
もちろん個人差(稽古日数や個々のレベル等)もあり、5年以上かかる人も多くいます。
むしろ、そちらの方が多く、5年以下で取れる方は非常に少ないのです。

修行を積み重ね、昇段審査へ

長くかかると言う事は、それだけ長い修行を重ね、継続していかなければなりません。

この日々の修行の積み重ねにより、師範から昇段審査の許可が下りた者が初めて昇段審査を受けることが出来ます。

昇段審査は修行の集大成であり、審査の最後には10人組手が実行されます。
10人組手を完遂したものだけが師範より黒帯を渡されます

選ばれた者のみが締める事が出来る

極真空手の「黒帯」は厳格・厳正であります。
技術だけでなく、人として認められ、選ばれた者のみが締める事が出来る。
それが「極真の黒帯」です。

黒帯に至るまでの帯色

帯の色 修行内容 修業期間
無級 礼に始まり、礼に終わると言う武道の礼節を学びます。
空手としての基本を身につけます。
3~6カ月
オレンジ 9/10級 空手の基本を動作の中に取り入れながら、移動・型を身につけます。 3~6カ月
7/8級 この帯から中級者となります。
初級者クラスと比較して、様々な動きを学び始め、身につけていきます。
6~8カ月
6/5級 動きの強弱を学びながら、より実践に近い形で動くための修行を行います。 6~8カ月
3/4級 この帯から上級者になります。
修行内容は、より高度な動きを学び、身につけていくだけでなく、道場内外において、他の見本となるべく人材に育っていかなくてはなりません。
6~12カ月
1/2級 長年培ってきた修得技術を下の者に伝える役割を担って頂きます。
また、黒帯になる為の空手の基本の応用はもちろん、極真の黒帯を締める為の人間形成についても要求されます。
12か月~
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